【炎上の正体】ネットで知らない人に攻撃されるのは”他人の不幸は蜜の味”だから

炎上した図

こんばんわ、ちーも(@chihiro_ojima)です。

最近、吉本興業の件で宮迫さんや、田村さんが叩かれていて・・・からの吉本興業もブラックすぎてヤバイやん!って世間はなってます。

 

今回の吉本の件は一旦誰が悪いかって話はちょっと置いておいて、、、僕なりの炎上のメカニズムを解説できたらなっと思います。

 

実は僕自身、昔Twitterで炎上して1週間くらいの間、顔も知らない人に常に謝罪を求められたことがあります。(宮迫さんたちと規模は違えど僕もTwitterを本名でやってますので 笑)

 

後でどういった内容で炎上したかを言いいますが、SNS上で批難されて拡散されると、当初は全く関係のない第3者が今度は、増幅させた批判をいいつつ、それをまた別の第3者に拡散されることになります 笑

 

  1. 批難され謝罪を求められ、引用リツイートされる
  2. 引用リツイートを見た人から新たな批難がきて引用リツイートされる
  3. 1→2の繰り返し

 

で、僕はそもそもこの全然知らない人たち謝罪するのおかしいよな・・・ってなって、一応形式上謝っとくかとなっても、、第三者の叩いている人たちは”面白半分で”やってる人だし僕の形式上の謝罪を許してくれないんですよね 笑

 

なので結論からいうと謝る必要ないんですよね。

(もちろん明確に自身の言動で、人に迷惑をかけたり不快な思いをさせてしまった場合は謝る必要がありますけど)

 

・・・でそういうことを繰り返していると、

彼らは「他人の不幸は蜜の味」かぎつけてきたというだけのことだっていうことに気づきました。

 

ちーも
ちーも
顔も知らない人に、Twitterとかに張り付かれてボロクソ言われるストレスってやばいよ!!でも、受け入れるしかないんだよね。音楽をやっているとかそういった露出をしてるよう人は覚悟をしないといけない。


・・・というわけで前置きが長くなったけど、今回はそう言った話をしたい。

目次

炎上させたい人は他人の不幸は蜜の味だと思ってる

足を引っ張る人の図

日本人には「他人の不幸は蜜の味」といった嫌な言葉があります。

ドイツ語にも同じ意味の言葉があってそれを「シャーデンフロイデ」というらしいです。

〜Wikiから引用〜

シャーデンフロイデ(独: Schadenfreude)とは、自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情[1]。ドイツ語で「他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち」を意味する。

 

よくTwitterなどのSNS上で炎上するというのは、小さな失敗の揚げ足をとるような形で誰かが発言したものが拡散されるメカニズムであることは間違いありません。

ちーも
ちーも
不特定多数の悪意が自分に向く恐怖はすごい。そういえば、スマイリーキクチさんもかなり辛い思いされてますからね。

なぜ炎上させたいのかの心理

炎上させて笑っている人

炎上させたい人は、おそらく自分に自信がなくて、自分で自発的になにか物事を行っていない人です。

 

つまりひどい言い方をすれば暇人です。

 

ということは、時間だけはたっぷりあって、誰かの足を引っ張りたいと思うひねくれた精神が生まれるわけですね。

 

もっと掘り下げていうと、人は人を見下す時に脳から快感物質がでるらしいです。そしてポジティブな話題より、ネガティブな話題の方が何倍も人の注目を集め、拡散されるのです。

 

ちーも
ちーも
マスコミは知っています。ネガティブな話題で視聴率が取れることを。だから「元気な赤ちゃんが生まれました」という話題より「赤ちゃんが車にはねられなくなりました」みたいなニュースを優先して放送します。

 

つまり、以下のようにどのような生き方をしていても、何かを理由に叩かれる可能性は常にあるのです。(本名で顔出ししている、何か表現活動しているとかならなおさらターゲットになりやすいです。)

僕が炎上した流れ

PCを使って悪意をぶつけて来る人

僕が以前やっていたバンドの解散ライブの日は、今までお世話になった友達のバンドを複数呼んでのラストイベントでした。

 

ラストの僕たちが演奏する段階で、友人バンドマンたちは最前列に来て笑顔でライブを観てくれていましたが、、、僕らのラストライブには遠い県外からライブを観に来てくれた女の子がいました。

 

その女の子はこう言ったそうです「最後なので、前に立たれると観えません、ちょっと下がってくれませんか?」

 

もちろんライブ中なので、友人バンドマンや僕らには聞こえず。

結局ライブはそのままの状態で終わりました。

 

その後、その女の子の後ろにいた男性がその女の子の発言を聞いていたらしく激怒。

 

その友人バンドマンと、それを注意しなかった僕たちに対して謝罪を要求する!などと言ってきたのが発端です。

 

で、その人のTwitterの発言から、その時前にいた友人バンドの名前まで全部特定して晒し上げようといった第3者が介入してきてよくわからない流れになっていったわけですが、、、、 笑

 

百歩譲って、僕らからはその女の子にお詫びしなければならないことはわかります。でも、その後ろで怒っていた男性や、Twitterで犯人探しをしようとしている人たち、、そもそも全然関係ないやん。

 

それこそ暇つぶしだったのかもしれないよね、特に犯人探しをしていた人たちは。

 

ちーも
ちーも
それまで僕は友人だからこそ前でライブを観ていたけど、その一件から僕はどんなに仲がいい友人のライブでも最後尾で観るようにしている。だって前はファンのものって学習したから。そこはいい勉強になった。
成長したね。うんうん。
ニューシネくん
ニューシネくん

炎上するのは炎上する側のせいだろという反論もわからなくはない

 

炎上するのは炎上される側の至らなさから起こるんだろ?お前は何言ってるんだ!と言いたい人もいるでしょう。

 

言動で他人に迷惑をかける、または不利益を生む行為をした人は炎上しても仕方ない人とは僕も思う。

 

でもそうじゃなくて炎上している人がいるなら、おかしいよなと言いたいんですよ。

 

生まれ育った環境から価値観が違うから、自分の当たり前が人から嫌悪感を抱かれる可能性って0じゃないです。

 

その可能性を0にはできないんです。決して。

 

だから最初から様々な育った環境や、価値観を持った人がこの世に生きていることを心にとどめておけば、そうすればいつだって自分からは他人を許せます。自分は人に優しくできます。自分だけは柔軟に生きられます。

 

人に厳しく、アラを探す人生って辛いし寂しいですよね。

どうせ生きるなら人に優しくしたくないですか?

【最後に】今回は吉本興業の二人の謝罪会見から自分の体験を思い出したので書きました

謝罪会見

この件で僕が言いたいことは全部書きました。

結論は何度も言っているように特に意味のない悪意のある拡散する人たちは相当暇で、他人を叩くことで快感を得ている人です。

 

いつ炎上するかもわからない現代に生きる僕らが心に止めるべき5つのこと

  1. 自分と他人の考えや価値観を、両方とも尊重すべき
  2. それぞれの”当たり前”を押し付けないこと
  3. 建設的な意見や、相手を思いやる意見は◯、意味のない感情にまかせた批難は×
  4. SNS上でネガティブな話題やエネルギーが生まれていたらそれに注目しないこと
  5. 人に優しく生きること

 

最後に、僕が人生で1番読み返した小説、村上春樹の「1973年のピンボール」中にでてくるジェイの言葉を引用して終わりにしたいと思います。

 

主人公が通うバーのマスター、ジェイはおとなしい猫を飼っています。

その猫が誰かのいたずらでハンマーで前足を潰されて血まみれで帰ってきます。主人公はこんな感じのセリフを言います。

 

「なぜ、そんなひどいことができるんだろう。」

 

でもね、世の中にはそんな風な理由もない悪意が山とあるんだよ。
あたしにも理解できない、あんたにも理解できない。
でもそれは確かに存在しているんだ。
取り囲まれてるって言ったっていいかもしれないね。

 

以上です。

では、また。

 

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この記事を書いた人

当初はtech(技術者)とてくてく歩くをかけたテクニカルブログだった雑記ブログです。

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