こんにちは、ちーも(@chihiro_ojima)です。
去年年末くらいに先進国の中で日本だけガン患者が増えているといった情報をインターネットで知って衝撃を受けた。
国立ガン研究センターによると、2015年のがん患者の数は1985年の2倍になっているそう。
以下国立ガン研究センターサイトより引用〜
数値の上がり方をみていたら、2019年現在はもっと多くなっているんじゃないか……、と思います。
そこでガンのことを色々調べていた時に出会ったのがゲルソン食事療法、そして甲田光雄先生の本、牧田善二さんの本だ。
これらの本に関してはもうこのブログでさんざ紹介してきたので割愛するとして、最近新しく知った情報。それは、
ケトン体で作られるエネルギーをがん細胞は吸収できないということ。
食事での糖質吸収をなるだけ抑えることで体内のケトン体を使いがんを小さくさせることが可能ということをこの本で知った。
じゃあケトン体ってなんなの?というところから説明させていただきます。
ケトン体とは
ケトン体とは食べ物から摂取した糖質(グルコース)が体内からなくなった時に脂肪から作られるエネルギーです。
なので通常時に血中にはほとんど存在せず、絶食とか糖質制限などを行った際に代替エネルギーとして使われる物質です。
その代替エネルギーであるケトン体をガン細胞が吸収できず、死滅してしまうということは断食療法などは理にかなっているということになりますよね。
食べなければ、体力も無くなって逆にがん細胞に負けるんじゃないの?
と思う人もいるかもしれないけど
もちろん断食といってもまったく食べない訳ではなく、お医者さんなどの正しい指導の元に行うべきですが。
【糖質制限の理由】がん細胞は糖質が大好物
がん細胞は甘いものが大好きです。
お菓子やジュースだけでなく、炭水化物などを摂取したあと、血糖値の急上昇に伴い、がん細胞はぐんぐん成長してしまいます。
なんと、がん細胞を維持するためには正常な細胞のおよそ3〜8倍のブドウ糖が必要なんです。
そしてそして、食後に血糖値の急上昇を下げるため、すい臓からだされるインシュリンもがん細胞の成長を助けることがわかっているそうです。
【具体的に説明】ケトン食とは
では具体的にケトン食とはどういったものなのか。
それは以下の通りです。
- 低炭水化物
- 高脂肪食
まず、砂糖たっぷりのお菓子やジュースは論外!
そして白ご飯、うどん、らーめん、やきそばなどの炭水化物も極力少なくすることが大切。
ちなみにカロリーが高いことばかりを気にする人が多いけど、カロリーが高くても糖質が低ければ食べても痩せるよって記事を過去に書いているので、そちらもみてみてね!
では糖質カットはわかったけど、高脂肪食ってなんなの?
という話になると思う。
油ならなんだっていいわけじゃありません。
糖質が低く、良質な油をとる必要があります。
多価不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)をとるべし
みのもんたが紹介した食品はスーパーから消える現象をご存知だろうか。
みの現象、みのフィーバーと私は呼んでいるのだが・・・私が紹介した食材がスーパーからいつか消えたら怖い・・。。
良質な油とは多価不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)、
そしてそれが含まれている食品はこちら!
- 青魚(さば、イワシ、サンマなど)
- 貝(カキ、ムール貝、カニ)
- 亜麻仁油
海産物が多いのですね。
アボカドも糖質が少なくて、良質な油が取れるのでオススメ!
僕の好きなサバの缶詰はこちら。
これね、むちゃくちゃ高いけど、高い理由があってね、本当にうまいんですよ。ええ。
ちなみにサバ缶の味噌見込みは砂糖が結構使われているので要注意です。
味噌煮も美味しいけど(涙)
青魚を取ることのデメリット
さて、青魚はめちゃくちゃ体にいい!
といって食べまくることで、なにか悪い影響はないのだろうか。
光あれば影もある。
そうメリットにデメリットはつきものだ。
最大のデメリットは水銀です。
皆さんは生物濃縮という言葉を知ってますか?
食物連鎖で毒素が強まっていくというあれです。
プランクトン < 小魚 < 中型魚 < 大型の魚
大型に位置するのはカツオをとかマグロ、クジラ、サメ等です。
以前僕は現役のお医者さんに話を伺う機会があり、日常的にカツオやマグロを食べている人は、そうでない人と比べて毛髪からの水銀検出量が多いという話を聞きました。
特に妊婦さんは子供への影響が考えられるので、注意して摂取する必要があるようです。
この辺りは僕も深掘りできていないので、またいつかまとめてみます!
戦後、結核の減少と共にがんが増えた理由は低体温?
1945年に終戦を迎えた日本。
戦前、結核にかかる人は多く死の病といわれ多くの日本人が亡くなりました。
そして戦後、結核患者はどんどん減りがんになる人が増えました。
結核患者はがんにならなかったそうです、それはなぜか。
がん細胞は熱に弱く、結核患者は常に微熱があったからだそうです。
あと、戦前はシャワー文化がなく、お風呂に浸かることが普通だった日本人がシャワーを浴びるようになることで基礎体温が下がり、がん細胞が活発化したという話もあります。
つまり基礎体温をあげることが大切!
- できれば毎日熱いお風呂に浸かる
- できればお風呂の前後、寝起きなども白湯を飲む
【結論】がん細胞には糖質制限と体温をあげることで消える可能性あり
今回紹介させていただいた本は、現状がんになっている人に対しての食事法なので、現時点で健康な人が行うべき内容ではないのかもしれません。
でも、がん細胞が成長するメカニズムを知っていると知ってると、いないとでは大きな違いがありますよね。
実は僕の父方の祖父は胃がんで、僕が生まれる前に亡くなっているので直接会ったことはないのですが、相当苦しんだそうです。
そして僕の周りでもミュージシャン、ライブハウスの店長など音楽関係者でもがんと闘っている人や、亡くなってしまった人が多くいます。
現代人の2人に1人ががんになると言われていますが、がんは不治の病ではなくて、本当は簡単に予防できたり、かかったとしても本当は簡単に治せるのかもしれません。
僕自身は医者ではなく素人ですが、現状の”当たり前”を疑い、これからも色々と調べてみたいと思います。
この記事が多くの人の役に立てたら本当に嬉しい!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
では、また!
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