唐揚げ、天ぷら、僕も大好きです。
嫌いな人なかなかいないですよね。
でも作ってから時間が経った揚げ物は油の酸化が進んでいてはっきりって毒です。
『油の酸化』といっても全然ピンと来ない方も多いと思います。
結論から言いますと酸化した油=AGE(終末糖化産物)という「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」であり強い毒性を持ち、老化を進める原因物質なんです。
AGEが生成されるメカニズムを知る
みなさんの周りでも、年相応にみられない人がいませんか?
20代前半なのに30代に見られたり、逆に40歳近いのに30代前半どころか20代後半に見られたりする人いますよね。その老化の原因になるものの一つがAGE(終末糖化産物)です。
どのように身体に入ってくるかといえば食べ物と、そして体内に取り込みすぎた余った糖質から作成されます。
食事からとるAGE
AGE含有量の多い食品、少ない食品があります。また注意しなければいけない点としては同じ食品でも調理方法によって含有量が大きく変わるということ。
特に高温で調理されるとAGEの値が跳ね上がります。
生 ⇒ 蒸す ⇒ 焼く ⇒ 揚げる の順にAGEが増えます。
※AGEだけにあげると増えるんですね。←
AGE含有量に関して、詳しくは以下のAGE測定推進協会のWebページを参照してみてください。
体内で余った糖質がAGEに?
飲食店で自分より後に入って来た人が、自分より先に食事を終えて出て行く人見てたら大体太ってません?(もちろん頼むメニューによって出る順番も前後することもありますけど)
早く食べると血糖値が急激に上がります。そしてろくに満腹中枢が刺激されない為に量を沢山食べます。摂取する糖質も多い上に、血糖値スパイク状態(血糖値の急激な上昇)になります。
食べ過ぎて過剰に接種された、余った糖分がタンパク質とあわさりそれがAGEになるという話です。
つまり、早食い厳禁です。
腹八合医者いらずというように、 以前書いた記事にもでも触れさせて頂きましたがゆっくり食事をとることで血糖値が緩やかに上がります、そして結果少量でも満足できます。
NHKで放送された血糖値スパイクの特集番組のサイトがあったので観てみてください。
※ただし、NHKのWebサイトで一つだけ気になるのは朝食をとることを推奨している点です。僕は朝食を必ずしも食べる必要がないと考えてますし、実際は食べてないです。
それは甲田光雄さんというお医者さんの本を読んで内臓を休めることを意識して生活しているからなんですが、それはまた別の記事を書かせていただきます。それも本当に面白い本なのでおすすめです。
高AGEだけど、食べたい!!ということでAGEの吸収を抑えるもの
食べ過ぎないことを大前提としてですが、AGEがたっぷり含まれているものを食べる機会は(絶対にとは言えないですが)避けられない場合も多いです。
付き合いとか、、付き合いとか、、、、付き合いとかね。
そういった時にこれを優先して食べればまぁOKといた食材をお教えします。
- お酢(中華とか飲食店のテーブルに大体ありますよね?)
- サラダ(居酒屋でも結構メニューにありますよね?)
- オリーブオイル(オイルたっぷりのものを先に食べると血糖値の急激な上昇を抑えられます。何度も言ってますがカロリーは関係ないです。オリーブオイルたっぷりのパスタとかいいですね。)
- キノコ類(ビタミンB群、食物繊維たっぷり)
- ワイン(甘口以外)
※後は上記以外のものでも生や、茹でられているものを食べた方がいいですね。AGEは高温調理で生成されますので。
後もう一つ、食事そのものではないですが、食後30分位経ったら中強度の運動(早足歩き、スクワット等)を行う事。
食後30分程度経過したら血糖値がぐ〜っと上がってきます。
その時に運動していなければ余った糖は脂肪になりますが、もしその時に筋肉が働いていれば優先して筋肉へのエネルギーになります。
つまり脂肪にならないんです。
僕がAGEを意識してよかったこと、辛かったこと
よかった事は基礎体温がちょっと上がり、そして風邪を全く引かなくなりました。
慢性的な体のだるさがなくなり、高血圧だったんですが、正常値になりました。
そして食後の眠気がだいぶマシになりました。(眠気は食事で血糖値が上がって、下がる時におきます。)
そして10キロ近く痩せました。
何より食事自体の無理やストレスは全くなかったし現状もないです。
辛かった事は本当に殆どないんですが、敢えてあげると人付き合いです 笑
血糖値管理を理解されないことが沢山あります。あんまり気にしてないですけど。
例えばラーメンを食べる時、始めに蓮華にスープを半分とって、そこにお酢を少し垂らして飲むとかね 笑
でもあの某有名な結果にコミットする会社なんかの影響もあって、糖質管理の大切さがだんだん広がってきてますね。
まとめ
糖質を目の仇にする必要はないです。
糖質は敵ではなく、身体にとって大切なもの、うまく付き合っていくべきです。
以下を糖質を理解して付き合う為の指標にしていただければ幸いです。
・ゆっくり食事する(30分はかける)
・AGE吸収を抑える食材を知る(お酢、オリーブオイル等)
・食後30分経過したら中強度の運動(早足で歩く、屈伸等)
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