ベースが短期間で上達した3つの練習法【歴20年の地方ミュージシャンが実証】

Bassを弾く智啓

ベースを始めて数ヶ月。

なんとなく弾けるようになってきたのに、なぜか上手くなっている気がしない。

その感覚、僕にもあった。

僕は高知県在住、41歳のミュージシャンだ。ベース歴は約20年を超えた。バンド活動をしながら、音楽制作や地方でのライブで生計を立てている。

伸び悩んでいた時期に、東京・世田谷区のベーススクールに通った。そこで習った3つの練習法が、今の自分の土台になっている。

ちなみにそのスクール、同じ時期に通っていた生徒の中に後にビッグになるバンドのベーシストが何人かいた。当時はみんなただの若者だった。(うち数名はかなり知名度の高いメジャーバンドをやってます)

その教えをそのまま書いていこうと思う。

目次

① 音の抜けをよくする「垂直弾き」

ベースの音が埋もれる。

バンドで合わせると自分のベースが聴こえない。そういう悩みの原因の多くは、弾き方にある。

エレキベースにはピックアップと呼ばれるマイク部分がある。ここに対して垂直に弦を押し込むように弾くと、音が太くなって抜けがよくなる。

斜めに弾くと音が細くなる。垂直に弾くと音が太くなる。

これはフレミングの法則で物理的にも証明されているらしい。僕は物理が全くわからないけど、実際に音が変わるのは体感としてわかった。

まず自分の右手のフォームを確認してみてほしい。

② ネックをおさえる左手は「小指と薬指」がカギ

左手の運指については、教則本によって言っていることがバラバラだ。

でもスクールで習ったこの方法は明快だった。

小指と薬指をくっつけて押さえる。

ウッドベースでは基本的に小指と薬指を一緒に使うことが多い。エレキベースでも同じで、たとえば4弦3フレット(G)や3弦3フレット(C)を押さえるときは、小指と薬指を揃えて押さえる。

これをやると手の形がほぼ変わらないまま指を動かせるようになる。結果として、スムーズに運指できる。

最初は違和感があるはずだ。でも続けると、これが一番効率がいいとわかってくる。

3フレット目を抑える時は小指と薬指を一緒に

③ 音のツブを揃えるフィンガーピッキング練習

僕はピック弾きをしない。ずっと指弾き(フィンガーピッキング)一本でやってきた。

指弾きで悩むのは、音のツブが不揃いになることだ。早いフレーズになると特に顕著に出る。

解決策はシンプルだ。

クリック(メトロノーム)を使って、ゆっくりのテンポから始める。

最初はとにかくゆっくり、遅くていい。大切なのはとにかく正確に、そしてツブをそろえること。

どんな複雑そうに見えるフレーズもゆっくり弾いていくと全体像が見えてくる。

慣れてきたら少しずつテンポを上げていく。

そのテンポに慣れてきたらまた少しあげて原曲のBPM(テンポ)までこれを繰り返す。

続けると指の動きが自然と小さくなってくる。無駄な動きが消えていく。そうなると早いテンポでも正確に弾けるようになる。

焦らなくていい。ゆっくり正確に!を制した人が、早いテンポも制する。

【最後に】上手いだけじゃダメだ。ベースに必要なのは「歌心」だ。

基礎練習は大事だ。本当に大事だ。

でも、それだけをひたすら磨いても、上手いだけで魅力のないベーシストになる可能性がある。

ライブハウスで長年演奏してきてわかったことがある。うまいのに、なぜか聴いていて退屈な演奏者が一定数いる。テクニックは申し分ないしリズムも正確であっても、なぜか心が動かない。

何が足りないのか。

歌心だ。

僕がおすすめする、もう一つの練習がある。

自分のバンドのボーカルの歌メロを、ベースで弾いてみることだ。もしくは、自分が好きなアーティストの歌メロでもいい。

歌を理解したベーシストの演奏は、全然違う。

ただただ音符をなぞって弾いているのではなく、歌っているように聴こえる。もちろん最低限のテクニックは必要だけど、ソレが出来る人は、リズムがヨレようとミスコードすらも聴いていて飽きないどころか魅力的に感じるのだ。

正直、僕だって今もリズムがよれることがある。完璧じゃない。

でも、うまさよりも、歌うように弾けるベーシストでありたいと思っている。そっちの方が、自分が好きな音楽に近い気がするから。基礎練習をやる理由は、そこに辿り着くためだ。

この記事は僕が若い頃に知りたかった内容を書いてみた。

今若くていろんなことに迷っているベーシストたちの参考になれば嬉しい。

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この記事を書いた人

高知県在住、41歳のミュージシャン。
自然豊かな地方で、音楽を軸に自然と暮らすリアルをそのまま書いてます。

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