ネット閲覧中にフィッシング詐欺の警告が出てきて”0434672435″へ電話した上にクレジットカード決済をされたという方がいました。
明らかな詐欺メッセージであり、約10万円の決済がされていたとのこと。
その番号を調べてみると以下の電話帳ナビと、
■電話帳ナビ
https://www.telnavi.jp/phone/0434672435
以下の方もブログに記載しているようです。
padi-divemaster.hatenablog.com
microsoftのフィッシングサイト 0434672435 – ぷくぷくのブログ
カード会社に連絡し決済の被害額は戻ってくるようでしたが、カード情報は盗まれている為カードは停止/再発行になりますよね。いや自分だったらしますよね。
フィッシング詐欺とは
正規なサイトに似せた個人情報を盗むための偽サイトです。
正規な金融機関や登録サイトのような、今回でいえばMicrosoftのようなサイトですね。
アクセスした人自らに個人情報(名前、住所、電話番号、口座、クレジットカード番号等)を入力させ、その情報を盗む目的があります。
フィッシング詐欺対策
まず、画面を閉じてしまうことが第一です。
開くだけでは個人情報が盗まれることはありませんので、電話は絶対にしてはいけません。
閉じられない場合はCtrlキー + Shiftキー + ESCキーを同時に押すことでタスクマネージャーの起動後、以下の①~②の手順でタスクの終了をしまょう。
①の使用ブラウザを右クリックし[タスクの終了]を選択してもOKです。
※絵はGoogle Chromeになってますが、実際に使用されているブラウザを選択してください。IE、Edge等。
上記手順で閉じられましたら次にブラウザを起動しても、もう偽の警告は出てこないと思われます。
電話してしまったら
電話した方にお話しをお伺いすると、片言の日本語をしゃべる人が遠隔でつないでPCを見せるように言ってくるらしいです。
その遠隔で使用されるソフトはTeamViewerというものでこのソフトそのものは非常に便利なソフトなので問題はないのですが、このソフトを使用して遠隔でつなげ、さらに偽セキュリティ(マルウェア)等をインストールされます。
そして最終的にはクレジットカードで決済を求められます。
決済してしまったら
決済をしてしまった場合はすぐにクレジットカード会社へ連絡して下さい。
詐欺にあったお金が戻ってくるかはわからないですが、戻って来る可能性もありますし、第二第三の不正決済の前に停止してもらえるかもしれません。
偽セキュリティを入れられたら
通常のマルウェアであればコントロールパネルのプログラムのアンインストール内から手動にて削除をすることが可能ですが、削除実施した際にエラーで消えなかったり、またそもそもコントロールパネル一覧に表示されないものもあります。
なので手動で駆除を行うよりは以下のADWCleaner(free版)などを使用して徹底的に駆除しましょう。
ADWCleaner(free版)はWindowsもMacにもインストール可能で、かなり優秀。Macに入る有名なMackeeperなどにも有効です。Mackeeper駆除記事はこちら。
では、また。
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