僕はホラーははっきり言って嫌いです。
だって大体理不尽じゃないですか?
突然あわられて、取り憑かれて呪われて殺されるとか?
夜中の墓場でいちゃいちゃデートしてたらいきなり出てきたゾンビに彼氏がかじられるとか。
とにかくホラーって理不尽。
というわけで今回は、妖怪、お化け、人間に色々なオススメのホラー漫画を紹介するよ。
紹介は触りだけなので、気になったら読んでみてくださいね〜。
地獄先生ぬ〜べ〜
この作品、僕世代ならかなり懐かしいと思いますが、2020年現在でもまったく色褪せない漫画ですね。
強い霊能力を持つ教師、鵺野鳴介(ぬえの めいすけ)ことがぬ〜べ〜が子ども達を守るために妖怪と戦うストーリー。
もともと少年ジャンプにあったコンセプトが「友情、努力、勝利」らしく、それにプラスして「妖怪、階段、都市伝説」が加わったこの漫画は、複数の要因が絡まって相乗効果的に面白い内容。
そして当時小学生だった同世代にかなりのトラウマを与えた回がいくつかあります。
トラウマになったのは以下。
- 赤いチャンチャンコ
- メリーさん
- ブキミちゃん
- 海難法師
- はたもんば
もうタイトルからして怖いでしょ?
まじで怖いですから、特にぶきみちゃんはやばい。
だって噂してしまったら夢の中に出てくるんだから・・・。
死人の声をきくがよい
死人が見える主人公の少年、岸田純(きしだ じゅん)は怪異が近づいてくると鼻血が出る体質。
ヒロイン(と言ってもいいと思う)の早川 涼子(はやかわ りょうこ)は幼馴染であり、とある事件に巻き込まれてすでに死んでいる。
死んだはずのは早川さんは主人公岸田の前に出没し、降りかかる災難を動作で教えようとするが・・・。
あと岸田くんは早川さんの声が聞こえないのにタイトルが「聞くがよい」って 笑
緒方克己心霊ファイル
霊能力者、緒方玲子の息子でこれまた霊能力をもつ高校生の緒方克己(おがた かつみ)が主人公。
ま〜、緒方克己もまた美形で、関わる女の子が全員緒方好きになるんじゃね?これ、どんだけモテるんじゃ貴様は・・・というような感想も抱きつつ、
絵は少女漫画感すごいんだけど、僕的には抵抗少ないし、ストーリーはわかりやすい学園心霊ものです。
初期の緒方くんは高校生でモテてはいるけど、どことなく影があって好感持てたんやけど、大学生になった緒方くんの続編もあって、そっちも読んでたんだけど、すっっごい緒方くんが女慣れしてる感があっていやだったな。(ここテストでます)
カラダ探し
これまさにホラー中のホラー。
これ現実にあったら俺絶対に、真っ先にやられる。
「赤い人」は放課後の校舎で1人になった生徒の前に現れる。
そして、「赤い人」を見た人は校門を出るまで決して振り返ってはならない。
振り返ったものは、体を八つ裂きにされて校舎に隠される。
ストーリーは、1人の女生徒に「私の体探してもらえる?」と頼まれた6人の生徒が、決して出られない校舎内に閉じ込められて「赤い人」から逃げつつ体のパーツを探さないといけない、そして、「赤い人」に捕まれば・・・・。
まじで薄ぐらい校舎に佇む「赤い人」が追いかけてきながら「赤いのちょうだい!!」ってくるのがめちゃ怖い。
ほんといや。
ミスミソウ 完全版
少子化と過疎化によって今年度で廃校が決まっている大津馬中学校。
生徒数が十数人のこの小さな中学校に、半年前に東京から転校してきた主人公野咲 春花(のざき はるか)が壮絶なイジメを受ける。
当初はイジメを疑う家族にイジメられていることを隠しながら、なんとか卒業まで耐え忍ぼうとしていたが・・・
結果的にイジメっ子たちの放火によって自宅は全焼。
両親は死に、大好きだった妹は全身大火傷を負う。
その時・・・主人公は・・・。
ガンニバル
供花(くげ)村に駐在として派遣された警察官の阿川。
村ののどかな雰囲気を気にいってはいたが一つ気になることがあった。
それは、
前任の駐在していた警察官が失踪していたこと。そして、失踪前に「この村のやつらは人を食っている」という発言を残していたこと。
最初はのどかな場所だと思っていた阿川が徐々に村の異様さを感じ、そして前任の警察官が一体何を調べ、何に気づいたのかを追うこととなる。
気持ち悪いけど、ストーリーは後半に行くに従ってどんどん面白くなってきます。
親愛なる僕へ殺意を込めて
冴えない大学生の浦島エイジ(20)は、友人たちと共にお酒を飲みすぎた次の日、朝起きると同じ大学内でも目立った美人の子が隣で寝ていた。
え、これどういうこと?
と聞くエイジに対して彼女は「付き合おうっていったのはエイジくんじゃーん!」と言い出す。
なんかわからんけど、まぁいっかと大学に向かうエイジに、同じ大学でギャンググループにも入っていると言われるガチ悪が声をかけてきた。
怖〜っと思っていたら。
ギャング「何かあったら、声かけてくださいね、人数集めますんで。」
???
仲のいい友人に話を聞くと自分がそのギャングを3日前に喧嘩で負かしていたことが判明。そして日付を確認すると、10月23日〜27日の間3日間の記憶がないことに気づく。
虐殺ハッピーエンド
高校二年生の真琴(まこと 男)はバイトを掛け持ちしつつ家計をささえている。
働かずお酒ばかり飲んでいる父親、そして妹の詩織が病気で入院していることが原因。
詩織は意識が戻らず、移植手術のためのドナーを待ち続けてはいるが余命は長くて2ヶ月と宣告されている状態。
「これは神様が僕に与えた試練なんだ」、「何があっても助けてやるからな」と考える真琴。
ある日家に帰ると、バイトでためていた詩織の手術費用で父親が仲間を集めて寿司を頼み酒を飲んでいた。
詰め寄る真琴に対して父親は「どうせ死ぬんだろ?」という。
真琴は父親に反発するも殴られ、家を飛び出した。
もう嫌だ・・・。
近くの神社に行った真琴は叫ぶ。
「僕と詩織に明日なんか来なけれいい!!!」
その直後妹、詩織のドナーがみつかり1月後に手術が可能と知らせがくるが!!!
そして次の日になっても今日のままで、主人公の真琴以外は誰1人気づいていない状態。
そして、妹の詩織の容体が悪化していることを病院から聞く。
つまり、真琴と詩織以外の人間の時間が止まった状態になってしまった・・・・・さて主人公、真琴はこれからどうするのか!!!
うなぎ鬼
借金まみれになった主人公、倉見勝(くらみ まさる)は、取り立て先の社長の千脇公一(ちわき こういち)に借金の肩代わりをしてもらう代わりに取り立てる側として働くこととなります。
当初、主人公の倉見自身は気が弱いものの、体格がよく強面だったため、だんだんと仕事に馴染んでいくことに。
ある時、仕事として、50〜60kgのコンテナをマルヨシ水産まで運ぶ”だけ”で一往復15万円の仕事を受けた主人公が社長に言われます。
以下引用↓
「荷台の中身がなんであろうとおめえ達には関係のないことだ 知らなくていい 見なくていい 仕事は単純明快」
「おめえら達が運ぶものは他へ持ち出しても 間違っても金にはならねえぞ スケベ根性出して持ち逃げしたところで浦島太郎の玉手箱だ」
「煙で白髪頭になる程度じゃ済まねえからな それだけはよく頭にいれておけ」
これは妖怪や幽霊ではなく、人間の怖さの話です。
いちいちヒヤヒヤするんですが、一番いいたいのは気持ち悪さです。
モンキーピーク
一言でいうと山岳パニックホラー。
ざっくりいうと、薬害問題を起こし苦境に立たされたとある製薬会社がレクリエーションとして岩砕山に登る途中に鉈(なた)を持った大きな猿に襲われるストーリー。
猿も怖いけど、なにより山の中、限られた状況で食料や水が無くなったら・・・人はその極限状態でどうなるのか・・・、
といった、緊急事態における人間心理が描かれています。
怪物の怖いけど、人間も怖い・・・。
正義とは何かってことも考えてしまいますね。
・・・・怖い。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
高校入学の直後、季節は春。
主人公の斎藤悠介(さいとう ゆうすけ)は約半年間の間失踪、見つかったのは自宅から約10キロ離れた公園のボート乗り場。
彼が目覚めた時、高校入学までの14年間もの記憶が抜けちていた。
その失われた記憶14年もの間、ありとあらゆる方法で悪事を働き、周りをイジメ傷つけてきた主人公は”未来永劫、過去に復讐され続ける”ことに。
自分に過去の記憶が無くなって、昔を知る人たちから、「あの時お前にあんなひどいことされてさ・・一生許さないからね!」って言われ続けるのってむちゃくちゃ怖く無いすか?
正直、過去の主人公自体も、今の主人公に対する周りの態度も全部怖い。
いや、周りの態度はわかるか・・・・。
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